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2017.06.12

おりこう山とおばか山

御多分に洩れず、宣伝会議のコピーライター養成講座に通いました。
基礎コースと専門コースを修了しています。
 
受講生の年齢や職業はさまざまでしたが、
これからコピーライターを目指そうという
集団はたいそう熱を帯びていて、
非常に刺激的でした。
 
講師の方も、第一線で活躍している人ばかり。
コピーの書き方を伝授しようと、
それぞれ工夫を凝らして教えてくれました。
 
そのなかでも、入門編の指導として印象に残っているのが
「いいキャッチコピーを書きたくば、山に登れ」というものです。
曰く、コピーには「おりこう山(さん)」と「おばか山(さん)」があるのだ、と。
おりこう山とおばか山を交互に登っていれば、
じきにいいコピーが生まれる。そういう教えでした。
 
わかったような、わからないような、
簡単そうであり、難しそうな教えでしたが、
かなり勇気づけられたのを覚えています。
 
今にして思えば
「いろんな視点を持ち、多彩に表現しなさい」
ということだったのだと思います。